こんにちは。タビトカブログ管理人おすけです。
昨年麻布テーラーで初めてオーダースーツに挑戦しました。
そのスーツがとても良かったのでここで改めて記事にしたいと思います。
先に結論を書いておくと、
「スーツを買うなら多少背伸びしてもオーダースーツを作ったほうが良い」という内容になります(^^
麻布テーラーとは
いわゆるオーダースーツのお店です。
お店に行って自分の好みの生地を選び、体を採寸して自身の体型に合ったスーツを作ってもらいます。
予算は一着4万円程度から。これだけ見ると若干高いと感じるかたもいるかもしれませんが、個人的にはそれを補うメリットを感じたので順番に書いていきたいと思います。
体型に合わないスーツを着ているとかっこ悪い
スーツといえばアオキや青山など、既製品のスーツを販売しているお店が浮かぶ方も多いと思います。
もちろんこれらのお店でも品質の良いスーツは扱っていると思いますが、スーツの品質の良し悪し以上にスーツを格好よく着こなすポイントがあります。
それは、「自分に合ったサイズのスーツを着る」ということです。
なんだか当たり前のことを書いているように見えますよね。
でも、肩幅が広かったり、狭かったり、腕が太かったり、細かったり、足が長かったり、短かったりと、体型がまったく同じ人など存在しません。
たまたま既製品で抜群にサイズの合うスーツとめぐりあえる可能性もあると思いますが、
既製品だとどうしても「スーツに自分を合わせる」部分が出てきてしまうと思います。
自分に合ったスーツを着ていないと、どんなに高いスーツだとしても格好がつきません。
街中でもだらしなくスーツを着ているおじさん、結構見かけますよね…(汗
オーダースーツは自分の体の癖まで考えて作ってもらえるので、「自分にスーツを合わせる」
ことができます。
オーダースーツを作るメリット
ジャストフィットのスーツができる。
麻布テーラーでオーダースーツを作るときは体型をかなり細かく図られます。
僕の場合、右腕と左腕でほんのわずかですが長さが違うらしく、そういった体の癖までスーツに落とし込まれます
自分の体型の細かい部分まで考慮されたスーツの着心地は本当に心地よいものですよ。
細かいところまで自分好みにできる。
オーダースーツはいろいろ自分好みにカスタマイズできるのもおもしろさの一つ。
ベースモデルは3種類ですが、生地、裏地、ボタン、などはものすごい種類の中から選ぶことができます。さらにポケットの形なども選べるのでたぶん全く同じ組み合わせのスーツを着た人と街で遭遇することはないと思いますよ
着た時の気持ちの上がり方は既製品の比ではない。
これ、かなりでかいです。
生地選びから採寸、細かいオプション選択を経て作り出された自分のためだけの一着を
着た時の身の引き締まるような思いは既製品の比ではありません。
「立派なスーツに負けないように自分も頑張ろう」という気持ちのスイッチが入る気がします。
これだけで突然仕事がバリバリできるようになるわけではないですが(笑)
メンタルにプラスの効果があるのは間違いないと感じました。
結果的に長持ちする。
既製品のスーツに比べれば、確かにオーダースーツはどうしても高くなってしまいます。
しかし、自分の体型に合わせて作られたスーツなので、着た時に無理がなく、スーツに負担がかかりません。結果的にスーツのダメージが少なくすむので、長く使うことができます。
一着目は無難なものから作ってみよう
せっかくのオーダースーツ、どうせなら自分のこだわりを詰め込んだ特別な一着を作ろう!
その気持ち、すごく分かります。
分かりますが、個人的にはまずは無難なネイビーのスーツなどから作ってみるのが良いと思います。
大きい理由をふたつ上げたいと思います。
理由1:サンプルが小さいからいきなり冒険するのは危ない
麻布テーラーの場合、生地選びの際に見られる生地サンプルがかなり小さいです。
サンプルのサイズで見た時と、実際にそれを全身にまとったときのイメージが思ってたのと違う…なんてことが容易に想像できるわけです。
ストライプやチェックなどの個性的なデザインを選びたくなる気持ちをぐっと抑えて、
ここはお店のお手並み拝見という気持ちで、無難なデザインのスーツから作ってみましょう。
無難なデザインなんて言いましたけど、ネイビーの生地ひとつとっても濃淡の違いなど含めてかなりの選択肢がありますから、それでもかなり悩むと思いますよ。
僕も店員さんに「はじめてなので定番のものから作りたい」という意思を伝えてオーダー作業に入りました。オーダースーツは初心者であることを素直に伝えれば店員さんもいろいろアドバイスしてくれますよ
理由2:次はこうしたいなっていうアイデアが浮かんでくる。
店員さんと会話していく中で「オーダースーツは育てていくもの」というお話がありました。
オーダースーツを使っていく中で、次はここをもっとこうしたいなとか、あのボタンを使ってみようといういったアイデアが浮かんでくるので、次はそれを反映したスーツを作っていくことでだんだんと自分の好みのスーツが仕上がってくるというものです。
サイズ感という点では、最初から素晴らしいスーツが出来上がってくると思いますが、
各パーツのデザインや裏地の色とかは「次はこうしたいな」って考えがきっと浮かんでくると思うので、よりこだわりを詰め込んだスーツを作るときにそういったアイデアを反映していけば良いのです。
まとめ
麻布テーラーでスーツを作った感想をまとめてみました。いかがだったでしょうか。
多少値が張りますが、ジャストフィットなサイズ感のスーツができあがったときの感動は既製品では得られないものでした。愛着のあるスーツになるので自然と大事に扱うようになって結果的に既製品よりもずっと長く使えるのではないかと思います。
次はオーダーコートなどにもチャレンジできたらと思ってます。
ではまた(@^^)/~~~