こんにちは。タビトカブログのおすけです。
最近ちょっと本を読むことが増えてきたので、ブログ開設して初めての書評記事を書いてみたいと思います。
今回紹介する本は「13歳からのアート思考」です。
「13歳のアート思考」はこんな人におすすめ
- アート作品をより深く楽しめるようになりたい。
- 自分なりの考えを持てるようになりたい。
- 学生の時、美術の授業が苦手だった。
個人的には「学生の時、美術の授業が苦手だった」人に特におすすめしたいと思いました。この本に書いてあることは学校での美術とは全く違う形でアートのおもしろさを伝えてくれているからです。
アートって結構おもしろいんだなと、学生時代美術の授業が大の苦手だった僕が思ったくらいですから。
本書で述べられている「アート的なものの考え方」は決してアート作品を見る時だけに必要なものではなく、これからの時代の様々な場面で活きてくる考え方だと思いました。
少し頭が固くなってしまった僕たち大人こそ読むべき良書だったと思います。
「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考posted with ヨメレバ末永 幸歩 ダイヤモンド社 2020年02月21日頃 楽天ブックスAmazon
アート作品をより深く楽しめるようになる。
解説文を熱心に読んで、肝心の作品はチラッとみて鑑賞終了!みたいな形ではなく、より深くアートを楽しむための手法が紹介されています。
いきなり全ての手法を実践はできなくても、初級の方法から少しずつ実践しながらアート鑑賞していけば、これまでとは違う体験ができそうだと感じました。
自分なりの考えを持てるようになる。
アート鑑賞を通じていろいろな想像を広げること、何が正解なのかではなく自由な発想で作品を見ることによって「自分なりの考えを持つ」きっかけができます。
僕も割と周りの雰囲気に流されやすかったり、特定の正解を求め過ぎたり頭が固くなってしまうことがよくあるので、アート鑑賞を通じて自分の考えを持つ力を育てていきたいなと改めて感じました。
アートの見方が変わる
有名ななんちゃらという画家のあの名作が日本にやってくる!みたいな話題の美術展には
ミーハー心で行ったりしていました。
作品よりも解説文を長く読んで、なんとなく分かった気持ちになって、帰りに物販で
グッズのクリアファイルやメモ帳を買って満足した気持ちになって
帰路につくという(笑)「美術館に行った自分」に満足しているのか?という具合でしたが、
これからはもう少しアート作品を見て想像を膨らませながら楽しめそうな気になりました。
まとめ
これまでは美術展に行っても作品の表面的な情報を眺めるだけで満足していましたが、
これからはもう少し違う考え方で、作品を深堀りしながら楽しむことができそうです。
どこかの美術展に行きたい気持ちにさせてくれました。
ちょうどいい展示やってないかな…